前回は東京マラソンに一般エントリーで出場するための必要な手続きをご紹介しました。
前回記事:東京マラソン2016のエントリーはいつから?走りたい人必見!
しかしこの「一般エントリー」は運が全てです。
今回は当選確率を高める方法と、運に頼らずに出場できる方法をお伝えしていきます。
出典:東京マラソン
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東京マラソン2016のエントリー当選率を高める方法
ONE TOKYOのプレミアムメンバーになる
年間4320円を支払うことによって、ONE TOKYOのプレミアムメンバーになることができます。
このプレミアムメンバーになると、
・7月からの先行エントリー
・8月からの一般エントリー
・抽選後の2次抽選
と、3回エントリーのチャンスがあります。
プレミアムメンバーでない人は、8月の一般エントリーのみとなるので、通常よりも当選の確立が高くなります。
ONE TOKYOのプレミアムメンバーは他にも特典があるのでこちらよりご確認ください。
参考:ONE TOKYO
陸連登録をすると当たりやすい?
※これは確証がないです。
陸連登録をすると少し当たりやすくなるといわれています。
これは噂程度ですので、鵜呑みにしないでください。
陸連登録とは日本陸上連盟の各都道府県の連盟に登録することです。
原則として、在勤、在住している都道府県の陸連となります。
参考:日本陸上連盟(加盟団体)
陸連登録をすると公認大会で前の方からスタートできたり、公認記録として認められたり、その公認記録によって、様々な大会に出られたりと様々なメリットがあります。
デメリットは年会費がかかるくらいです。
これは当たりやすいかどうかはわかりませんが、一昔前までは陸連登録と言えば競技者くらいしかしなかったので、絶対数が少なくて当たりやすかったのかもしれません。
しかし、今は陸連登録も一般化され多くの方が陸連登録をしているので、そこまで当たりやすさには関係ないかもしれないです。
噂くらいで考えましょう!
速いタイムで申請すれば当たりやすいという都市伝説
※これは他の人に迷惑がかかるのでオススメしません。むしろ止めて頂きたいです。
東京マラソンにエントリーする際に申請タイムがあります。
「これくらいのタイムで走るだろう」といったゴール予想タイムです。
このタイムを速いタイムで書けば、当たりやすくなるという都市伝説があります。
理由は同じくらいのタイムの人ばかりが当選してしまうと、混雑が激しくなってしまうので、混雑を防ぐために色んなタイムの人をまばらに当選させると言われております。
そうした際に、2時間台で走る人は絶対数が少ないので、速いタイムで書いたら当選しやすくなると言われています。
事実私も2年前に当選した際は2時間30分くらいで書いて当選しました。
(当時の私はフルマラソンのベストタイムなし)
私の周りにいる2時間30分前後の人たちも、東京マラソンの当選発表の時に2人に1人くらいが当選している事実もあります。
私の場合は実際に2時間33分でゴールし、ほぼ申請通りで走っているので問題ないと思います。
しかし絶対に走れないようなタイムを書くと、当選してしまったときに多くの人に迷惑をかけてしまいます。
東京マラソンでは申請タイムの速い人から並んでいきます。
Aブロックが陸連登録者でBブロックから申請タイムの速い順に並んでいきます。
そうした時に嘘の申請タイムで申し込んだ人がBブロックなどに並んでいると、実際のペースはBブロックのペースじゃないので、前が詰まってしまいます。
詰まることによって事故につながりかねません。
自分が当選したいがために嘘の申告をするのはやめましょう。
確実に出場できる方法
運任せでなく確実に出場できる方法をご紹介していきます。
エリート選手
日本陸連が定める参加基準に達する人はエリート枠での出場が可能です。
東京マラソン2015では、
男子:マラソン2時間21分以内、ハーフマラソン1時間01分00秒以内、10km(ロード)28分00秒以内
女子:マラソン2時間52分以内、ハーフマラソン1時間11分00秒以内、10km(ロード)32分00秒以内
という参加基準に達している人は当選関係なく出場することができます。
また参加費も通常は10800円ですが、エリート選手は5400円で出場できます。
大会受付もEXPOではなく、前日に京王プラザホテルで行われます。
フルマラソンでは国内最高峰の参加基準ですので、ほとんどの方が厳しいですが。。。
私も達していませんが、ここが目標です!
準エリート選手
東京マラソン2015から始まったこの制度。
私も2015はこの枠で出場しました。
東京マラソンと提携する大会で上位に入っているとこの準エリート枠で出場することができます。
準エリートについてはこちらの記事もご参考ください。
参考記事:東京マラソン「準エリート」の電話が来たので、「準エリート」について思う事を書いてみた
RUN as ONE(一般)
RUN as ONEって準エリートだけだと思っていたのですが、「一般」というのもあるみたいです。
こちらは詳しくはわからないのですが、次の条件を満たした大会から選出されらランナーが出場できるそうです。
各提携大会から選出されたランナー(提携大会数:100大会)
※提携大会は以下の条件を満たす大会から公募
(公募期間:平成27年4月1日~7月31日)
・日本陸上競技連盟「公認コース」取得の10km・ハーフマラソン・30km・マラソン大会
・計測を実施している大会
・継続して3年以上、もしくは3回以上の開催実績がある大会
・参加者が1,000人以上の大会
※「準エリート」で提携している大会は対象としない出典:RUN as ONE
もし上記に該当する大会で上位に入っていたりすれば要チェックかと思います!
チャリティランナー
東京マラソンにはチャリティランナーというのがあり、チャリティをすることによって先着3000人で東京マラソンにエントリーすることができます。
寄付金は10万円以上です。
寄付金とは別途で参加費がかかるので、11万8000円で出場することができます。
高いと感じますが、海外の大きな大会はもっと高いそうで、10万円の寄付で出れるのは破格だそうです。
また都内近郊の人からすれば、
交通費、宿泊費が浮き、寄付金控除でいくらか戻ってくるから、
遠くの大会に出るのと大して変わらないし、それで日本最高峰のマラソン大会に出場できるなら安いと考える人もいらっしゃるようです。
いつかチャリティランナーでも出てみたいです!
チャリティランナー(クラウドファンディング)
チャリティランナーの寄付金を自己負担ではなく、クラウドファンディングで寄付金を募って10万以上集まれば参加ができる、
クラウドファンディング型のチャリティランナーもあります。
こちらも参加費は別途でかかります。
その他
この他にもスポンサー枠などがあります。
スポンサー企業の社員が社内抽選で当選して走れたり、スポンサー企業とコネクションがあり走れたり、芸能人が走っていたりと様々な出場方法があります。
出場方法は一般エントリーだけではないと知って頂ければ幸いです!