腕振りについてのご相談をいただいたのでシェアさせて頂きます。
※個人的な部分は一部改変させて頂きます。
腕振りでお悩みの方必見です!
【ランニングフォーム質問回答・Vol.1】
相談内容
いつもブログを楽しくも貴重なトレーニングマニュアルとして拝読させていただいております。
過日より、フォームの改善プロジェクトを始動されている訳ですが、私の大会の写真等を見ると、いつも肩に力が入ったようなフォームであり、腕の振りも肘が外に開いて、「ハの字」を書いたような腕振りになってしまっています。
写真が特に気になったのは自己ベストを出した大会での、写真サービスでフォームチェックをして、表記のようなフォームが気になりました。
その後、練習やレースで特に肘が体側(脇腹)に当たる振り方を意識してみました。
しかし、次に行われたハーフマラソンの写真サービスでチェックしてみた結果、あまり変化が見られませんでした。
インターバルトレーニングや10キロ~12キロペース走等、スピードアップに重点を置いた練習では、同じように肩を落とす(力を抜く)、腕振りでは体側に当てるように真っ直ぐ振ることを意識してやっております。
練習方法が正しいのか、手探り状態です。
回答
ご相談ありがとうございます!
写真も見させて頂きました。
写真を見た限り、「ハの字」に関してはそこまで気にならなかったです。
写真ですので、動きを見てみないと確証は持てませんが、あんまりまっすぐを意識しすぎる必要はありません。
気になったのは、お気づきの通り肩に力が入ったフォームになっていました。
腕を抱え込むよう走っており、肩に力だ入るだけでなく、背中が丸くなりやすい走りになっていました。
試しに腕を抱え込むようにしてみてください。
そうすると肩が前に出てきます。
その肩に引っ張れるように背中の上の方が丸くなると思います。
そうすると姿勢も崩れ、ランニングフォームまで崩れてきます。
さらに腕振りを無理やり真っ直ぐに振ろうと意識しすぎると余計に力が入ってしまいます。
意識が強すぎると力が入ってしまうので、意識が強くなり過ぎないように気を付けてください。
改善方法
まず腕振りですが、手の位置が高くなるのと同時に肩の位置も上がっているので、手の位置が腰くらいで振るようにしてみてください。
そうすると肩の位置が上がりにくくなります。
もしくはアップやジョグの時に一定時間腕をダランとおろした状態で走ってみてください。
この時に腕の代わりに肩を振ってしまわないように気を付けてくださいね。
腕振りについては「あなたの腕振りが間違っている3つの理由」に詳しく書いてあるので是非そちらもご参考ください。
また「ランニングフォーム改善プロジェクト」のメルマガでお送りしている、10日目の肩のトレーニングをやってみてください。

このトレーニングを繰り返し行うことによって、より肩の力が抜けてきます。
是非腕振りにお悩みの方は取り組んでくださいね!
以上質問回答でした!