走る時に力を抜けって簡単に言うけど、脱力は難しい?!

よく「力を抜け」って言われませんか?

私もよく言ってる気がします(笑)

でも脱力ってものすごく難しいです。

特に動きながらの脱力はかなり難しいと思います。

もはや「動きながらの脱力って何?」という人も多いのではないでしょうか?

正直説明するのも難しいです(笑)

そんな脱力について今回は書いていきたいと思います。

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なんで力を抜かないといけないの?

よく「力を抜け」って言われるけど、なんで力を抜かないといけないの?

と思う方もいるかもしれません。

そこから説明していきます!

力むと疲れる

まずマラソンにおいて力を抜く理由は疲れるからです。

力が入っている状態と力が抜けている状態どちらの方が疲れると思いますか?

間違いなく力が入っている方だと思います。

力むことによって体力を消耗していきます。

力が入った状態で走っていれば、消耗も激しくなり、後半まで持たなくなってしまいます。

ですので、より長く走るためにも脱力が必要です。

力むと力が発揮されない

速く動こうと思ったときに力が入っていると速く動けなくなってしまいます。

既に力が入っている状態だと力が発揮されません。

例えば今私はパソコンで文字を打っていますが、指先に力を入れた状態で速く文字を打てると思いますか?

実際やってみたら打てなかったです(笑)

力を発揮するとき、速く動こうと思ったときはは脱力する必要があります。

走ることでいえば、力が入っている人は思った以上に前に進まないといった状態になります。

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動きながらの脱力って?

「力を抜いたら走れません!」

さすがにここまで言われたことはないですが(笑)

力を抜くと腰が落ちて姿勢が維持できないということは良く言われます。

確かに人間が完全に脱力した状態だと寝た状態になります。

立つことすらできません。

もちろんそこまでの脱力をしてしまうと走ることが出来ないので、動きながらの脱力について説明していきたいと思います。

必要以上の力を入れないこと

先程、パソコンで文字入力をする例を出しましたが、キーボードを叩くのに必要な力ってどれくらいですか?

おそらく軽く指で押すくらいの力で十分だと思います。

肩に力を入れる必要もありません。

肩に力を入れても無駄です。

例えば走る時でも同じです。

肩に力を入れても速くはなりません。

しかし多くの人が肩に力が入っています。

動きながらの脱力とはそういった無駄な力を抜いていくということです。

手先足先に力が入っていないこと

体は手先足先などの末端の方が器用です。

だからこそ力が入りやすくなります。

末端に力が入ると体の根元から力を発揮できなくなります。

走りでいえば、ふくらはぎだけで走っているような状態です。

まずは末端から力を抜くことを意識しましょう。

特に手は力が入りやすいので、まずは手、腕から力を抜いていきます。

体の根本から体を使う

手も足も全て胴体から繋がっています。

この胴体から体を使えるようになることによって手先足先の力は抜けてきます。

体の根本が上手く使えれば、より力の抜けた状態で大きい力を発揮できます。

まさに理想です!

マラソンは無駄な力を使いたくないので、出来るだけ少ない力で大きな力を発揮できる方がいいです。

根本から体を使えるようになることによって、無駄な力も抜け、大きな力も発揮できるようになります。

力は入れないけど意識はある状態

これを説明するのがものすごく難しいです(笑)

前にもこの内容の記事を書きました。

参考記事:わかっていても難しい!フォームの「意識と力み」

意識はないとダメです。

しかし意識をし過ぎて力が入ってしまってもよくありません。

これはトレーニングの中で意識していくしかありません。

ジョグやポイント練習の中で動きを意識しつつ、如何に力が抜けるか。

これを繰り返し行うことで慣れてきます。

脱力には姿勢も重要

姿勢が悪いと力も入りやすくなります。

練習会などでもたまにやったりしますが、腰が落ちると足に力が入りやすくなります。

骨盤がしっかり立っていれば、足の力も抜けます。

これは文字で説明するより直接見せた方が話が早いので、気になる方は直接「ブログのやつやって!」って言ってください(笑)

【姿勢についてはこちらの記事を参考】

参考記事:まずは正しい姿勢から!良いランニングフォームの条件

脱力のために筋トレはしません

力を抜くことよりも力を入れることの方が簡単です。

しかし力が入っていると疲れやすかったり、力が発揮できなくなってしまいます。

だからこそ私は「筋トレ」の類を一切しません。

参考記事:ランナーって筋トレ必要なの?ランニング、マラソンに必要なトレーニング

筋トレはやり方を間違えたり、脱力が出来ない人が行えば、「力を入れる練習」でしかないと考えています。

脱力ができる前提で筋力強化を行えば効果があると思います。

しかし、脱力が出来ないのであればそれは「力を入れる練習」となり、より疲れやすい体作りになります。

もちろん筋力が必要ないとは思いません。

体を動かすのは筋肉です。

強さも必要です。

しかし正しく筋肉を使っていれば、必要な筋力はつきます。

だから私は筋トレをしません。

まとめ

脱力はやっぱりするのも書くのも難しいです(笑)

しかし常日頃から体と会話するように力を抜くことを意識することによって動きながらの脱力ができるようになります。

反対に言えば、意識していないと中々脱力はできるようにはなりません。

ある日突然力が抜けるようになるなんてことはないです。

(もちろん、繰り返し行った上である日”キッカケ”を掴むなんてことはあります。)

脱力は難しいですが、できるようになれば大きなメリットがあります。

・楽に走れる

・速く走れる

・ケガもしにくくなる

など、良いことづくめです。

是非常日頃から脱力を意識してみてください!

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