練習会などで
「筋トレやった方がいいですか?」
とよく聞かれるので今日は
【ランナーって筋トレ必要なの?】
を議題に書いていきます。
スポンサードリンク
まず私は全くと言っていいほど筋トレしていません。
私は世間一般で言う【筋トレ】を全くしていません。
まず筋トレの基準がわかりませんが、広義での筋力トレーニングなら走ることも筋トレになってしまいそうなので、
ここでは「腕立て」、「腹筋」、「スクワット」、「ウェイトトレーニング」などのことを【筋トレ】とさせて頂きます。
練習会などで直接聞かれた時も、私は筋トレしていませんと答えます。
スポンサードリンク
私がやらない3つの理由
1.やっても効果が感じられなかった
学生時代は筋トレをかなりやってました。
筋トレをやることによって、変わったことは体重くらいでした。
私は筋肥大しやすいので、筋トレするとすぐに腕、脚が太くなりました。
それにより体重が増え、逆にケガをしやすくなっていたように感じます。
2.力みやすくなる
筋トレは言ってみれば、力を入れる練習です。
私は力を抜くことを中心とした練習をやっているので、どうしてもぶつかってしまいます。
ランニングフォームでも安定しているように見えても、実は力を入れて固めているだけということがよくあります。
力を入れて走っていては当然疲れてくるので、力む原因を作る筋トレは全くしていません。
この力みもケガに繋がっていたと考えています。
3.鍛えても使えないと意味がない
筋力は強いに越したことはないと思いますが、使えなければ意味がありません。
筋トレや体幹トレーニングをたくさんやってるのに、ランニングフォームがブレブレだったり、ハムストリングや大腿四頭筋を鍛えているのに、ふくらはぎで走っている人がたくさんいます。
筋トレを全否定するつもりは全くないですが、動きに繋がらない筋トレは全く意味がないです。
筋トレと姿勢
「猫背だから、腹筋、背筋をした方がいい」
って言うことを聞いたりしませんか?
私はこれも「?」って感じです。
姿勢は筋トレよりも意識が重要です。
いくら筋トレをしても、普段の意識が希薄だと姿勢は改善されません。
逆に筋トレしていなくても、普段から姿勢を意識していれば、姿勢は改善されます。
姿勢は骨格筋で決まります。
そして筋肉には記憶する能力があります。
普段から良い姿勢を心掛けていれば、骨格筋が良い姿勢を覚えて、自然と良い姿勢に変わってきます。
しかし、筋トレをしていても、姿勢を意識しないと悪い姿勢の時間が長くなるので、悪い姿勢を骨格筋が覚え、結局は姿勢は改善されません。
私がやっている走る以外のトレーニング
私は筋トレは全くしませんが、骨盤を動かしたり、体を根元から使うためのトレーニングを頻繁に行っています。
体の使い方が上達することによって力が抜けるようになったり、骨盤を動かすことによって姿勢が良くなったりします。
参考記事:【骨盤を前傾させたい人必見!】骨盤を前傾させる方法
具体的にどんなトレーニング?
を参考にしていただければと思います!
あと妻の無料アプリもおすすめです(笑)
出典:Google play
いとうまゆの骨盤ふわふわトレーニング(Google play)
あの方も筋トレをオススメしていません。
以前も紹介しましたが、私がいつもお世話になっている東大卒ビジネスマン最速ランナーの松本翔さんの著書
【<東大式>マラソン最速メソッド 「考える力」を磨いてサブ4・サブ3達成! (SB新書)】
にも市民ランナーに筋トレが必要ない理由が書かれています。
筋トレの記事だけでなく全体的におすすめの本ですので、まだ読んでない方は是非!
まとめ
決して筋トレを全否定している訳ではありません!
スピードを求める際に筋力は必要ですし、長い距離を走るのにも筋力は必要です。
しかし、使えない筋力をつけたところで無駄が多いだけということです。
走るのに必要な筋力は走っていれば身に着きます。
走って身に着いた筋力は間違いなく、走るのに使える筋肉になります。
もし走る以外の練習が必要な場合は、別のスポーツをやってみたり、水泳、バイクなどの持久系のトレーニングをやってみたりした方がより使える筋肉が身に着くと思います。
人それぞれ自分に合ったトレーニングがあるはずです。
私はその中で骨盤トレーニングを選んでやっています。
もちろんその中で筋トレが合う人は筋トレもいいのではないでしょうか。
自然と脱力ができて、筋肥大もしない人なら筋トレも合うと思います。
1つに囚われず色々挑戦してみましょう!